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おばあちゃん(日記です)

この三連休、おばあちゃんの住む、松山に10年ぶりに行ってきた。
FAITH沖縄以来、4年ぶりの飛行機に乗って。

両親の出身が松山で、子供の頃松山に毎年行ってた私は、
松山を自分の故郷のように感じているところがある。

昔、おばあちゃんは一人で小さな商店(お菓子や家庭用品だけでなく、お肉や野菜やお惣菜も売る)をやっていて(40過ぎてから単身始めた店)、
居間でくつろぎながら、お客さんが来ると店に出て行く。
小さな店だけど、私が子供の頃は(近くにスーパーがなかったのもあって)すごく繁盛していた。
家の2階には下宿の人を置いている時期もあった。

おばあちゃんは12人兄弟の一番上。
兄弟の後半はおばあちゃんが親代わりな感じもあり
(うちの母の兄弟然としている)
田舎に帰ると、
とにかく人の出入りが多い。

お店のお客さん。近所の顔見知りがいっぱい。
下宿のお姉さん。
兄弟たちが仕事帰りにふらっと寄って、くつろいで、帰っていく。

私の親は典型的なサラリーマン家庭だったから、
田舎のその生活は真逆だった。

田舎に滞在する1~2週間の間に、おじさんたち(本当は母のおじさんなんだが)が入れ替わり立ち代り、いとこたちと一緒に海や山に連れてってくれる。
大工のおじさんもいたから、車と言ってもトラックだったり。
普通は禁止だったTVや漫画も田舎の生活では許されて、ベルばらのアニメに出会ったのも王家の紋章の漫画にであったのも、近所の同い年くらいの女の子の家だった(あがりこんで遊んでた)

父方の祖父母や親戚も同じ松山に居たのだが、
こっちはうってかわってハイソな感じ。
(住み込みの家政婦さんに、庭の池に錦鯉が泳いでる世界。あちこちに鳥の剥製。)
私は断然母方派でした。

大人になると松山に帰る回数が減っていって、
逆におばあちゃんが毎年正月に上京して私の実家で過ごすのが慣わしになってた
10年前、結婚した年に親戚回りに行ったのを最後に、私は松山から足が遠のいた。

下の娘が生まれる直前の正月におばあちゃんに東京で会ったのを最後、
体力的にきついということで上京は終わりになり、自分の両親の方が正月に松山に帰るようになった。

下の娘をおばあちゃんに見せたいな、という思いがあった。
また、私の今の実家も、夫の実家も関東の住宅地なので、
自分が子供頃過ごしていた、きらきら輝く夏休みを子供たちに体験させてやりたいな、って気持ちが生まれてきた。

昨年夏行こうか、という話がありながら、色々なスケジュールが噛み合わず、
行かなかった。
まだちょっと早すぎて下の娘の記憶に残らないかな、なんて考えもあった。
今年、行こうと計画していて、
おばあちゃんが夏前、体調崩して、小さい脳の手術をした。

夏、わたしより前のタイミングで帰郷してた父が、
帰っても意味がないかもしれない、と言った。
覚悟して行った。

その手術がきっかけで、おばあちゃんは歩けなくなってた。
会話もほとんどできなくなってた。
「つるべ落としのように悪くなっていった」
車を出してくれたおじさんが、おばあちゃんの状態のことを言った。
思いは通じたように思ったけど、自己満足かなとも思った。

なんでもっとはやく会いにいかなかったかなあ
あと数ヶ月でいいから
おばあちゃんの枕元のボードに、自分が送った娘たちの写真が貼ってあった

そんな状態でもおばあちゃんの家には人が立ち代りやってきて、
世話してくれてる陽気なおばさんの孫たちがごろごろしてたりして、
昔のにおいがあった

90歳。戦争中、戦後に青春を生きたおばあちゃん。
(私の母の初めの記憶は、背中に負ぶわれて見た空襲の風景)
若い頃の話は、小説みたいに情熱的。
そして、働き者で、私にはいつも甘かった。贔屓レベルに可愛がってくれた。

でも、結婚前にカウントダウンライブを観にいって大晦日明けて正月の明け方に帰宅したら、
上京してたおばあちゃんがまだ起きてて、お尻をぺんぺんされたなあ。
親には抗弁して戦う気満々だったのに、
おばあちゃんのお尻ぺんぺんには降伏せざるをえなかった。

ラルクのカウントダウンライブが発表になったとき、
思い出したのは、そのおばあちゃんのぺんぺんだった。

ハイドがいつも親孝行できるうちにしておけっていうけど、
ほんとうにそうだ。

おじさんが短時間ながら、昔のように色々連れてってくれた。
私がすきだった遊園地も、うどんやさんも潰れてしまってたけど、
娘たちは松山を気に入ってくれたみたい。

自分は子供の頃からどんなに小さくても自分の部屋が欲しい人間だったし、
開けっぴろげとは真逆。
自分の家に人の出入りはなくていい。

なにをそんなにバリアはって生きてるんだろうと思ったりもした・・
でもこれからもその感覚は変わらないと思う
生きてきたように人生の後半も来るんだろうな、と思う。

そんなことも思いながら・・・
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19:54 | 日記 | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑
ラルクが色々VAMPSが色々 | top | 完全秘密ライブの一日(20100917)(現地には行ってません)

Thank you for your comments!

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by: | 2010/09/22 23:11 | URL [編集] | page top↑
#
うちは親戚のつながりが薄くてほとんど顔を合わすことがありません。祖父母も早く亡くなってしまったし、イトコっていってもひとりくらいしかわからないし…父方は兄弟たくさんいるのにそんな感じなんですよιなので、ちょっと羨ましく思ったりもしました。今10年ぶりに両親と暮らしてます。やっぱり…両親歳とったなぁと実感しますね。親孝行しなきゃってずっと思ってて、少しはできているのかな。でもまだ十分じゃないです(^^;) お祖母様の具合、少しでも快方に向かいますように…。
by: ピラ | 2010/09/23 17:55 | URL [編集] | page top↑
# 管理人のみ閲覧できます
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by: | 2010/09/24 11:15 | URL [編集] | page top↑
#
開けっぴろげでいつもワイワイ大騒ぎなのが性に合ってる人もいれば、閉塞感に安堵を覚える人もいるわけで。
こうやんさんはバリア張ってると言うより小さな空間にも色んなものに潤える人なんだと思うなぁ。。。

いつでも幼い記憶の中の目上の人は威厳があって絶対小さくならないと思っているけれど、間違いなく年老うし向かっているんだなって身近な人で再確認させられますよね。

こうしてこうやんさんが「思い出」や「想い」を書いてくれることでおばあさんを自分のおばあさんのように感じることができます。
そういうことがこうやんさんのいたわりであり優しさだと思います。
by: せいら | 2010/09/30 20:35 | URL [編集] | page top↑
# >>鍵付六花ちゃん
きっとそれは私がこれからいつか体験していくことだね。。。。
話聞かせてくれて、気持ち共感してくれて、ありがとう・・。
いつも、ツイッターでも、仲良くしてくれてありがとうね。
by: こうやんkouyansh | 2010/10/25 10:33 | URL [編集] | page top↑
# >>ピラさん
うちも父方の方のいとこは縁薄いです。同じ東京にいるのに、10年以上会ってないかな(結婚式にも呼び合ってない)。
仲悪いわけじゃないけど、人生が交差してない感じ・・・
(上司が仕事のパーティでいとこと名刺交換して、旧姓が珍しいので私のいとこと発覚して盛り上がった、なんてことはあったけどw)

私も本当は親孝行の世代なんだけど、まだまだ親が強いので、孝行どころか反抗してるような時さえあります(トホホ)
一緒に住んでいらっしゃるのは偉いなあ。それが一番の親孝行だと思う。

祖母は、私が行ったときが調子の悪い日で、いい日もあるようです。このこの日記書きながら、同居したり介護したりしてる人から見たら、
なに非日常に酔ってるの、って思われるかな、と思いながら書いてました。
コメントや暖かい拍手いただいて、感謝してます。。




by: こうやんkouyansh | 2010/10/25 10:46 | URL [編集] | page top↑
# >>鍵付ごんちぃさん
素敵なコメントありがとうございます。
読むたび、泣いてしまう・・

tetsuがtetsuyaに改名したときに
「忘れないで、(周囲に彼のことを)忘れさせないでいたい」という意図を語っていて、
私はすごくシンパシーするところがあった。

DNAで繋がってるんだけど、
それだけじゃなくて、子供たちに覚えていて欲しい、ってすごく思ってた。
意味ないことじゃないかな?
ありがとう。。。
by: こうやんkouyansh | 2010/10/25 10:53 | URL [編集] | page top↑
# >>せいらさん
いつも寄り添ってくれるコメントをありがとう。。
人生の先輩であるせいらさんが、色々なところで落としてくれる
言葉に、たくさんやられてます・・。今回も。
そう思ったら年を重ねることって素敵なことだな。。

感謝してます。
これからも仲良くしてくださいね。。

by: こうやんkouyansh | 2010/10/25 10:59 | URL [編集] | page top↑

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